作家 宮本 輝 ― 2009年12月17日 20:23

良い作品に巡りあった時は本当に幸せな気分になれる。
最近の日本文学で好きな作家は藤沢修平だ。
学生時代では文豪 夏目漱石の「三四郎」「それから」「門」の三部作、志賀直哉の「暗夜行路」の作品に大きな感動を憶えたものである。
これを越える文学作品を私は知らない。
サラリーマン時代は本を読む機会が少なかったのだが、仕事から退いた今は時間もたっぷりある。
無性に良い本に出会いたい、読みたいという一心にかられ、インターネットで良い本が紹介されていないか探ってみた。
検索すると感動した本、涙が出る本といろいろ載っていた。
作品の名前を一応手帳に控えたがすぐに読むことはなかった。
1ヶ月ほど経ってからたまたま中古の本屋さんに立ち寄った時、宮本 輝の「蛍川」「道頓堀川」が一緒になっていた本を見つけ読んでみることにした。
とくに「蛍川」にはは大変感動を受けた。少年時代、純粋な若者の心を現した秀作である。すっかり宮本 輝の文章が気にいり続いて「優駿」を読んだ。これは更に素晴らしかった。この作品は現代小説の頂点にたつ長編小説であり作者の最高傑作といっても言い過ぎではないであろう。流れるような文体であり、読者をあきさせない。
まさに感動一大巨編である。
次ぎに「青が散る」を読んだ。この作品も揺れ動く若者のこころを見事に表現した青春小説であり良い本だった。
ぜひ宮本作品に触れてもらいたいと思う。
作者の年齢が私の一つ下という近さから、なおのこと彼の文体に尊敬の念を抱く。
最近の日本文学で好きな作家は藤沢修平だ。
学生時代では文豪 夏目漱石の「三四郎」「それから」「門」の三部作、志賀直哉の「暗夜行路」の作品に大きな感動を憶えたものである。
これを越える文学作品を私は知らない。
サラリーマン時代は本を読む機会が少なかったのだが、仕事から退いた今は時間もたっぷりある。
無性に良い本に出会いたい、読みたいという一心にかられ、インターネットで良い本が紹介されていないか探ってみた。
検索すると感動した本、涙が出る本といろいろ載っていた。
作品の名前を一応手帳に控えたがすぐに読むことはなかった。
1ヶ月ほど経ってからたまたま中古の本屋さんに立ち寄った時、宮本 輝の「蛍川」「道頓堀川」が一緒になっていた本を見つけ読んでみることにした。
とくに「蛍川」にはは大変感動を受けた。少年時代、純粋な若者の心を現した秀作である。すっかり宮本 輝の文章が気にいり続いて「優駿」を読んだ。これは更に素晴らしかった。この作品は現代小説の頂点にたつ長編小説であり作者の最高傑作といっても言い過ぎではないであろう。流れるような文体であり、読者をあきさせない。
まさに感動一大巨編である。
次ぎに「青が散る」を読んだ。この作品も揺れ動く若者のこころを見事に表現した青春小説であり良い本だった。
ぜひ宮本作品に触れてもらいたいと思う。
作者の年齢が私の一つ下という近さから、なおのこと彼の文体に尊敬の念を抱く。
最近のコメント