年寄りの冷や水

少し古い話しになるが、TBSテレビ『天皇の料理番』の最終回はすごく後味悪い内容だった。終戦後、すぐに皇居で午餐会がもようされるのだが、掘りの鴨を追い回すシーンは見ていて耐えられなかった。
実際にあった話しかも知れないが、アメリカ兵が囃したてる姿に日本人なら誰もが敵国アメリカ憎しという感情を抱くだろう。なんでこんなラストシーンにしたのか？このドラマに相応しいと思ってストーリーを書いたのか？自分は日本人としてこのようなラストにした演出家の行動に対して腹立たしかった。情けなかった。このようなドラマしかも視聴者が最終回とおおいに期待して見るであろうこの時間を後味悪いドラマにしてしまった脚本家　森下桂子や演出家　平川雄一郎を軽蔑する。彼らは天皇崇拝者であるのだろう。しかしこういう右翼思想家は私とは絶対あいいれない。