朝ドラ「アンパン」2025年07月19日 21:03

NHKの朝ドラ「アンパン」を見るのが日課となった。脚本が大石静だから本当に面白い。見ていて一番の楽しみは主演女優今田美桜の演技力。うまいなーと感心するばかり。何より可愛いし言葉の響きから賢い女性だなとわかる。

80才の誕生日を迎える2025年04月24日 09:26

今日24日で私は萬80才を迎えた。ふりかえるとよくも長くこれまで生きてきたものだ。父が72才でこの世を去ったから10年近くも親父より生きながらえたことになる。まずは両親に健康な身体を与えてくれたことに深く感謝しなければならない。そして妻にはこれまで毎日の食事と日々の生活を支えてくれたことに感謝する。記念に写真を撮ってアップしたがなんと萎びた老人の顔であろうことか。まあ生きながらえてきた証として恥ずかしながらのせることにしよう。

この1年を振り返って2024年12月30日 20:02

今年一番の思い出は妻と飛鳥Ⅱに乗って横浜から名古屋へ1泊の船旅を経験したこと。横浜では中華街の萬珍楼で中華料理を味わい。名古屋では東山動物園を訪れてゴリラを見る。

源氏物語2024年08月18日 21:01

NHK大河ドラマ『光る君へ』を毎回楽しみに見てる。
まずもって吉高由里子の演技が卓越していて綺麗な顔立ち、仕草、話し方どれも秀逸で毎回ハットさせられる。この人の生まれながらの才能に違いない。またストーリーの展開も観ているものを飽きさせないのところは脚本家、演出家のすぐれた技量で感心させられる。名前を長く留めておきたい。照明、建具、進行係それらスタッフの力も相当な集団に違いない。
今回はまひろが源氏物語の執筆にいよいよとりかかるところから物語が始まる。
脚本:大石 静
演出:中島 由貴・佐々木善春・中泉慧・黛りんたろう

砂の器2023年12月19日 10:18

松本清張「砂の器」、10年ぶりで再視聴した。まずもって音楽が良い。何かを秘めた何かが起こりそうな、悲しくて厳かな旋律。曲調、聴く者の心を揺さぶる。どの人間にもある可虐性を突いた松本清張の最高傑作。監督は野村芳太郎,脚本は橋本忍・山田洋次、この映画が原作を超えていると言われるゆえんがここにある。また主演者はなんといっても丹波哲郎だろう。彼の刑事達を前にして推理を解説する渋い、たんたんとした口調が心にささる。特に加藤嘉のハンセン病患者の役はあまりのリアルさに涙を誘う。そして子役は春田和秀、1966年生まれ、現在57才、見事な演技で小学1~2年に出演したとのことでした。

晩春2023年11月27日 16:07

小津安二郎監督「晩春」を何十年かぶりで再度観た。本当に感動。笠智衆、原節子、杉村春子らのそうそうたるメンバーの銀幕での演技に私たち終戦直戯に育った人間にはただただ懐かしい面々。涙なくして語れないストーリーもしかり。自分はこれら俳優陣の当時の年齢をとっくに通り越したその事実だけでもなんとこの感無量を表現してよいのやら・・

東京ラブストーリー2023年11月04日 14:46

アマゾンプライムで「「東京ラブストーリー」を見た。全11作品の結構長い話しであるが、B級グルメのつもりで見始めたが意外と面白かった。石井杏奈という素敵な若い女優が活躍していることを発見したのも収穫の一つかな・・

The Third way of Love2023年07月25日 16:02

中国映画『第3の愛』をアマゾンプライムで観た。韓流トップスターの「ソン・スンホン」と中国映画界の女神「Liu Yife」が共演する大人の甘く切ないラブストーリー。話の展開がとても爽やかで女優「Liu Yife」のクールな美しさに魅了された。これも相手方のソン:スンホンのカッコよさだからこそ彼女の美しさが際立つのだろう。空港での逢引のシーンはまさに胸キュンだった。誰もがこんな恋愛をしたいと思うのではないだろうか。北京のホテル、一夜激しく愛し合う二人。最高のラブロマンスをここにもってくる監督の技量に脱帽。美しいストーリーは見るもの全員の心を打つ。この物語の終焉は涙の別れであるが、しかし私が想像するにこの続きは鑑賞者それぞれがの想像にお任せしますと監督が言っているようでならない。それはハッピーエンドなのである。またこの映画の面白さは女優「Liu Yife」の演技力のうまさに非常に感嘆させられることである。彼女の個性ともいえる自然のほほ笑み、恥じらい、悔しさそのどの表現も観る人の心を捉えて離さない。Liu Yifeはこの作品を撮ったあと、とても感情が入ったドラマであったと心情を述べている。そして映画の公開後はいま恋人同士で実際に付き合っていると記者団の前で認めているのである。

大江健三郎 父と子2023年05月04日 11:26

作家大江健三郎が3月3日88才で死去した。NHK特別番組「あの日あの時あの番組」 大江健三郎日本人へのメッセージを観た。かっての名解説者黒田あゆみさんの声に懐かしさを憶え全編くいいるように1時間半のスペシャル番組を堪能「響きあう父と子」息子光さんとの30年に感動、大江文学を今一度読み返さなければと強く思い返した次第である。大江健三郎は単にリベラルとかたずけれない奥深い作家。その生きざまに心から敬意を払うのだ。余談になるが、大江健三郎の話し方は饒舌ではないし、自分の思っていることを他人にわかり易く伝えるのは不得手だ。確かに彼の話ぶりは朴訥としていてとても流暢とは云えない話し方である。以前文春に紹介されていた話しだが、石原慎太郎と阿川弘之と大江健三郎の3人が揃って飲みに出かけたか何かのとき、道端でフランス人に出会って石原が大江にフランス語で相手に話すようせまった。恐らくわかっていたんだろうが、あまりうまくない会話に酷い批評を載せていた。ホント石原の態度は読んでいるこちらが腹立たしくなるほどの傲慢不遜な態度。頭は良いんだろうが、ふてぶてしい男fだと感じたことを憶えている。これで東京都知事なんだから人間の生きざまは地位に関係なく性根の悪い人間もいれば穏やかな人もいるといういうことである。大江健三郎はまさに心優しい魂の作家であった。

志摩スペイン村2023年03月27日 13:12

hansen
3月17日から約1週間名古屋から伊勢志摩を妻と廻った。犬山では当初の目的である明治村を訪ねた。天候に恵まれ村内は丘陵地帯にあってアップダウンの連続で車椅子を押すのに大変往生した。往復2時間以上かけ一番奥にある帝国ホテルまで行くことが出来たのはラッキーだった。志摩ではスペイン村を訪ねた。ここは最初あまり興味がなかったけれど廻ってみて非常に良く造られた園内でとても満足している。妻も私もトイレが近いのだけど用をたしたいなと思ったところには必ず近くにあってしかも綺麗、気分良く散策出来た。もう一度機会があれば訪ねたいと思う。